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山ノ内町沓野、横湯川に架かる和合橋の近くに、川を見下ろすように建つ「和合会館」は、志賀高原の山々を所有する財団法人和合会が管理、運営している。
昭和41年に建設され、1995年に改装した際、2階にギャラリーとライブラリーが新たに設けられた。ほかに会議室と、3階には結婚式などが行われる多目的ホールがある。
ギャラリーは、会の財産である約4500点の美術品を町の活性化に生かし、広く一般の人に楽しんでもらおうと、年に4〜5回ユニークなテーマを設けて、企画展を開催している。
同町にゆかりのある作家や風俗に関する所蔵品が中心。児玉果亭、竹久夢二、葛飾北斎らの作品は約300点、ほかにも江戸〜明治時代の七夕版画や渋温泉を含む珍しい温泉地版画などは、全国でも屈指の数を所有する。異色のものとして映画のパンフレットやポスター、オリンピック関連のグッズ、ローマングラスなどがあり、こちらも人々の目を楽しませている。
また、林芙美子や与謝野晶子といった、同町に縁の深い作家の初版本、約500冊をはじめ、興味深い自筆原稿、書簡、美術書なども展示している。
併設されたライブラリーは自由に閲覧でき、文学や芸術など多くの一般書籍と、入会権に関する文献など貴重な史料も集められている。地元はもちろん周辺の宿泊客にも利用されている。
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