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中野市を一望する東山公園の高台にある資料館。平成元年9月にオープンし、年間約3万人の来館者がある。
毎年3月31日と4月1日の2日間行われている「中野ひな市」でも有名な土人形は、江戸初期に京都南部で制作された「伏見人形」が源流とされ、江戸、明治時代には、全国に150カ所もの産地があったとされている。
市内では昔ながらの技法を受け継ぐ人形師、一本木の奈良久雄さん(5代目)、立ケ花の西原邦男さん(4代目)と妻の久美江さんが制作している。館内では、両家の作品を中心に、全国の土人形も合わせて1,500点を収蔵、常時展示している。
奈良家には大小さまざまな作品があり、代表作の「ふぐ乗り大黒」など、愛嬌のある人形が多い。西原家には、「政岡」「遊女舞鶴」など歌舞伎人形の大型作品が数多くある。第1展示室は両家の作品を中心に展示しており、創作人形の源流や制作工程なども写真やパネルで紹介している。第2展示室は、奈良家、西原家の明治、大正、昭和の貴重な作品を展示。第3展示室では、全国44カ所の主な土人形を展示。土人形産地もパネルで紹介している。
土人形は、表型と裏型の2つの型にねんどを詰め、2つを張り合わせて乾燥させ、釜で素焼きした後に胡粉を塗り、最後に絵付けをしてできあがる。創作人形の絵付け体験も随時行われているので、自分だけの作品を作るのもいい。
お土産品には、かわいらしい創作人形をはじめ、ポストカードやテレホンカードなどがある。
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