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創業200年の歴史を持つ酒造の老舗、株式会社玉村本店が酒蔵を美術館として、平成8年4月によみがえらせた。古い物を古い感覚で見るのではなく、新しい観点、新しい視点で見てほしい―と、7代目佐藤喜惣治さんが100年以上前の建築物を自ら設計し、見事に再生させた。
天井に伸びた太い梁や木の温かいぬくもりを感じさせる蔵の雰囲気はそのまま残し、床は、かんばやしスノーボードパーク拡張時に伐採された唐松を使用している。来館者の多くは、志賀高原や温泉郷を訪れた観光客たちだ。
ギャラリーでは、佐藤家ゆかりの作家たちの作品や代々のコレクションを展示している。1階は、酒造りに使用していた石うすの中に、明治ガラスや江戸切り子、ローマングラスが展示されている。2階ギャラリーは絵画や掛け軸が展示されているほか、今は姿を消してしまったという志賀焼もある。
年に4回、季節に合わせて展示品の入れ替えをしている。ギャラリー2階の酒蔵見学コーナーでは来年4月初旬まで、酒造りの仕込み風景を眺めることができる。酒造り200年の歴史にふれるチャンスだ。
1階は、酒蔵で造られたさまざまな種類の地酒を無料で楽しめる試飲コーナー。12月に入ると新酒の販売が始まる。
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