《北信濃ふるさとの森文化公園「温室・昆虫館」》

 北信濃の「人と自然」をテーマに、平成3年5月オープンした北信濃ふるさとの森文化公園は、15.4ヘクタールの広大な土地に、たくさんの施設が整備されている。自然とのふれあいを求めて、多くの家族が訪れ楽しんでいる。「温室・昆虫館」は平屋建て、トンボの形を模した外観が特徴で、羽根の部分が昆虫館、頭の部分はガラス張りの温室になっている。

 昆虫館は、世界中のチョウ974種類、1500匹を生息域別に紹介し、自然との関わりや特徴を、パネルで説明。シジミチョウ科ミドリシジミ族を中心とした「昆虫のルーツを探るコーナー」、昆虫の不思議な世界を教えてくれる「わくわく昆虫ランド」、アマゾンのジャングルを再現した「ミステリアス・アマゾン」などがある。絵やジオラマなどを使い、小さな子供にも分かりやすく展示している。

 また、長野市在住の澤口通洋さん寄贈のカブト虫やクワガタの標本もある。日本では見られないゾウカブト、ヘルクレスオオカブトや、越冬も可能なオオクワガタなど、珍しい甲虫類が見られる。

 8月には、丸太で作られた飼育箱を設置、幼虫から羽化させたカブト虫を放し、子供たちの人気を呼んでいる。

 温室には、アフリカや南米などの熱帯植物約40種類が葉を茂らせ、ジャグルさながらの雰囲気。なかでも珍しい植物は、中国産バショウ科のハナバナナノキ。この温室では、1年おきに実を付ける。今ちょうどバナナそっくりの大きな房が見られる。1月ごろには熟し、味もバナナと同じという。グレープフルーツやパパイヤの実も、木々の間から顔をのぞかせている。

<入館案内>

  • 開館時間
    午前9時〜午後5時(3月〜11月)
    (12月〜2月…休館)
  • 休館日…毎週火曜日(祝祭日は開館)
        年末年始(12月29日〜1月3日)
  • 入館料…一般200円、小中学生100円
  • 問い合わせ…北信濃ふるさとの森文化公園創造館
    中野市大字片塩1221
    TEL/FAX0269-23-1021