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「ファッションの原点は民俗衣装」と、小池千枝さんが半世紀にわたって収集した約80カ国、1,600点もの民俗人形を須坂市に寄贈、平成9年9月にオープンした。年間約1万5,000人の入館者でにぎわう。
名誉館長であり、文化服装学院名誉学院長の小池さんは地元須坂市穀町出身。「ファッションは文化であり、生活する上の全て」という考えで、ファッション・感性・縫い方・裁断を教え、日本で立体裁断を最初に行った人として、現在も多くの尊敬を集めている。コシノジュンコ・ヒロコ・高田ケンゾウ・金子功・丸山敬太ら優れたデザイナーを発掘し、育ててきた。
同館は、若い才能を育てるという一貫したテーマを持っており、建物は国際学生コンペで世界各国から募集し、設計したもの。また9月には、地元のデザイナーや文化服装学院生たちの作品を集めて、初のファッションショーを企画している。
館内は、スロープで歩きやすく構成されている。展示室は、5大陸ごとに民俗人形が並ぶA、民俗衣装の色彩やスタイルを中心に紹介しているB、夫婦、母子など生活色豊かな人形Cと展示ホールからなっている。珍しい材料、民俗衣装のほかに、人形たちの豊かな表情にも注目してみると、一層楽しめる。また、北信五岳が眺められるパノラマ展望室には、自販機もあり、ゆったりできるのもうれしい。
土産品は、手作りかっこう笛や有名デザイナーの同館オリジナルハンカチが人気。
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