|
世界の国々で語り継がれてきた童話に関する品々が展示されている。また、日本で150万部をかぞえる「モモ」の作者、ミヒャエル・エンデ個人にまつわる資料も収蔵し、公開されている。なお、5回にわたる来日により、エンデ氏の作品には能、歌舞伎、禅、弓道などの日本文化の影響があるといわれている。
森と草原に囲まれた自然豊かな黒姫高原。メルヘンチックなこの地に「モモ」「はてしない物語」著者として有名なドイツのミヒャエル・エンデ(1929〜1995)の、世界で唯一の資料館が、平成3年の夏に誕生。
絵や原稿、写真、手紙など、現在2千点近くのエンデの個人史料が収蔵されている。
館内は、ミヒャエル・エンデの世界のほか、絵本が読める世界の童話ギャラリー、ふすま式紙芝居などある信濃の民話の3つに分かれ、それぞれに違った楽しさが味わえる。来館者に楽しんでもらおうと、7月からリストバンドを導入し、1日の中で何回でも出入りできるようになった。喫茶室やミュージアムショップもある。 日本を代表する絵本画家いわさきちひろ(1918〜1974)が、1966年からアトリエとして利用していた「黒姫山荘」を童話館隣接地に移築。7月から一般開放している。このアトリエで、宮沢賢治の「花の童話集」、黒姫をイメージした「わらびを持つ少女」「薪ストーブと赤いなべ」などの作品が生まれた。内部には、絵の題材にもなった薪ストーブや絵筆、机などを当時のまま見ることができる。
|