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江戸時代の画狂人、葛飾北斎(1760〜1849)が、晩年を過ごした小布施に昭和51年に開館し、これまで450万人もの来館がある。傑作「冨嶽三十六景」を世に送り出した北斎は、小布施の豪商高井鴻山に招かれ、85歳と86歳に半年ずつ滞在、岩松院の天井絵と小布施祭屋台の天井絵を描き上げた。
同館が大切に保管している肉筆画は約50点。また、祭屋台は、戦前まで夏の祇園祭で実際に使われていたもので、上町の天井絵の「男浪・女浪」、東町の「龍・鳳凰」は、特に有名だ。
昨年は4月18日の命日に合わせて、同町で第三回国際北斎会議が行われた。没後150年目の今年は、春のイベントで、新しく壮年期の美人画「二美人画」を公開する予定だ。
学芸員の八城和彦さんは、「作品についても、生き方についても、北斎は100%解明されていない。語り尽くせない、いろんな角度で見る面白さが北斎の魅力」と語る。「画号をみるといつ頃の作品か分かり、75歳以降は卍(まんじ)を多く使っている。絵がどういう風に変わっていくか見ると面白い」と教えてくれた。 1階には、肉筆画の常設展示、版本企画展示、屋台展示室。また、映像展示室は、60席のミニシアターとなっていて、「画狂―北斎と肉筆画」と「小布施の北斎」を交互に上映している。
2階の喫茶室「五岳」には、北斎に関する本が約50冊あり、自由に閲覧することができる。一部販売している本もあるので問い合わせを。
お土産品としては、たくさんある中から好きな図柄を選べる絵ハガキやハンカチなど、子供でも気軽に買える「北斎グッズ」が人気。掛軸や版画などの複製画もそろっている。
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