《現代中国美術館「文翠閣」》

 中国画とは水墨で描いた絵画すべてを指し、墨の濃淡を生かしたものから、鉱石を混ぜて鮮やかに色付けしたものなど広く描かれている。日本画にも強く影響を及ぼした中国画を通して、日本と中国の文化交流を図ろうと、平成4年7月に開館した。年間約1万人の来館者がある。

 全国的にも珍しい中国画だけを展示する美術館で、竹下登元首相や常陸宮妃殿下に絵画を贈呈した陳大章、中国美術家協会常務首席の劉大為など大家を始め、現在中国で活躍している水墨画家15人の作品500点を収蔵。中国古来の山水画、花鳥画、故事を表すもの、抽象画などがあり、それぞれの画家の個性あふれる作品に触れられる。

 常設展示室では画家たちの作品を入れ替えて展示。日本家屋をイメージし、畳が使われた特別展示室では、収蔵品以外の画家の新作などを展示。企画展示室は、新進画家の作品や中国画研究の参考になる資料を展示している。貴賓室では、豪華な雰囲気の中でゆっくりと絵画鑑賞しよう。名誉館長は島田春生さん。

 6月1日から常設展示室で「収蔵作品の特別展」。それぞれの画家の代表作品を集めて公開する。

 画家を招いての絵画教室や食事会、中国語会話、胡弓の演奏会、お茶会など、日中の文化交流を目的に、いろいろな企画がある。年に1度、愛好家や一般から募集した人たちを交えて中国へスケッチの旅も行われている。

 絵画の道具、中国の民芸雑貨が、土産品の中でも人気がある。レストラン樹林では、フランス料理が楽しめる。

<入館案内>

  • 住所/小布施町大字雁田1171
  • 開館時間/AM9:00〜PM5:00
  • 休館日/不定
  • 観覧料/大人500円、高大生200円、小中生100円
  • 電話/026-247-5523 FAX/026-247-2455