「おつまみえのき」発売
中野市間山の海野夫妻

乾燥えのき茸春巻き・おいしさに太鼓判

 先の県きのこ品評会えのきだけの部で、2年連続農林水産大臣賞を受賞した中野市間山の海野升男さん(60)は、この夏からえのきを乾燥し味付けした「おつまみえのき」を発売しているが、「酒のつまみにピッタリ」と、なかなか好評だ。そして、この乾燥えのきを利用して夫人の貞子さん(58)がきのこ料理コンクールに「乾燥えのき茸春巻き」を出品し、知事賞を受賞した。

 昨年の品評会では、「上位は僅差判定という感じだったが、今年は海野さんのえのきが図抜けており、特に白さは一際目立っていた」との評を得ている。

 以前からえのきの消費拡大の一策として、乾燥えのきを試作していた海野さんは、この夏からすべて自家製の「おつまみえのき」として商品化し発売を開始した。よくほぐした生のえのきを自然天日乾燥し、これにしょうゆ、みりん、唐辛子を加えて、さらに乾燥し袋詰めにした。

 「1袋30グラム入りで250円は高い感じもしますが、実際には10倍の300グラムのえのきを使用し、すべて手作りで手間暇がかかるため価格はギリギリ」とのことで、信州中野健康食品として、ぽんぽこの湯、オランチェ、長嶺温泉、Aコープ店で販売。「今後は山ノ内町や小布施町の道の駅などにも置きたい」と話す。


「乾燥えのき茸春巻き」と「おつまみえのき」

 ピリッとした辛み、えのきの歯ざわりが酒のつまみにピッタリの乾燥えのき。これを貞子さんが、春巻きに利用した。具は2センチ程度に切った乾燥えのき、ハム、チーズ。えのきの辛みが抑え気味となり、ケチャップやレモンをかけると、さらにおいしさが増してくる。「作り方はいたって簡単ですので、みなさまも作ってみては」と貞子さん。

 コンクールでは審査員から「おいしい」の太鼓判を得て、初めて入賞した。この乾燥えのき、天ぷらやおにぎりでも好評で、さらに珍味のお土産としても人気が出そうだ。